2018年4月19日木曜日

教室を始めた理由

ブログの更新ものんびりで、一体どんな教室なんだろう!?と思われてしまいそうなので、大変今更ですが私が何故、教室を始めたか。という身の上話でも書いてみようかと思います。

あまり自分の事話すのは得意ではないのですが自己紹介も兼ねてみます。
(長文ですー😭😭)


私は4歳からヴァイオリンを始めました。
母がクラシックをずっと聴いている人なので常に何かしらクラシックが流れている家でした。


私は本当に不器用で人の3倍は時間が掛かるタイプでした。(いや、5倍かも)
ただ出来ないことが嫌で先生に言われた事を毎日泣きながら練習していました。


それなのに(?)私は一度も先生や母に上手に弾けたね。と言われた事が無く、それが幼いながらに本当に腹立たしくいつか絶対ギャフンと言わせよう。と言う思い一つでずっと頑張っていました笑

その中でも弾いた瞬間すぐ止められて注意される事が非常に辛く、それは今も尚私の中に残っていて、基本的に私は生徒さんには最初一通り通してもらいます。
練習してきたところ、全部聴きたいじゃないですか。生徒さんだって苦手なところ、得意なところ、どちらも弾いて聴いてもらってレッスン受けたいと思うんです。

これは初心者の方、上級者の方関係なくそうしています。


そんな感じで反逆心を力に変えて桐朋の音楽高校に入ったのですが、不器用な私は受験前にとんでもない事やってしまったんですね。

はい、
無闇に弾きすぎて腱鞘炎になりました😇
腱鞘炎になっても弾き続けたらドクターストップされて手術までしました😇

もうお馬鹿ですよね、若気の至りと言って済ませて良いのか…。
思い返すとこの頃は練習をする事に満足していたな、と思います。

手術をなんとか乗り越え受験もなんとか合格したのですが学校生活は怪我との戦いで大変厳しかったです。

そんな中、高校時代からの恩師は本当に丁寧に優しく向き合って下さり、
なんとかやっていく事が出来ました。この時、練習は量より質、頭を使って弾くと言うことを覚えました。

そんな恩師から「塚田は教える人になったら良いよ」と言われた事が教えようと思った一番最初の動機です。


そんな言葉を頂いたものの、初めは本業にしよう。などは考えず様々な仕事の一つとして講師の仕事をしていました。

でもだんだんと
人三倍不器用な為遠回りを毎回する事と、
手を壊したせいで弾けない部分を練習量でなんとか出来なくなった事、
その為、一つ一つの部分に細かく思考する癖がついた事で

生徒さんは
何故出来ないのか。
何故この指や腕が動かないのか。
何に困っているのか。

など色々な角度から生徒さんの事を見て考えるようになりました。

上手く弾けていない。
それは自分でもわかりますよね。

でも何故弾けないのか?
何故先生と同じように動かせないのか?
どこが悪い原因なのか?
この理由を見つけるのはなかなか難しい事なんです。

その答えが分かった時、生徒さんが出来た時、私にとって何よりも充実した気持ちになりました。

演奏業をあまりやらないのは正直、手の事は大きいです。
一度麻痺までいってしまったのであまり大曲や長丁場はもう厳しいんですね。

ただ私の経験が生徒さんに活きるとそれがとても嬉しいです。
皆さん私を追い抜いてどんどん上手になっていって下さい。笑


最近はこんな私の手ですが少しでも復活させようと様々なものを使って色々とフォームの研究や試行錯誤をしています。
今、高校時代の恩師とお会いできる機会があり、その際にも色々と指南を受けています。


自分の為でもありますが、また一つヴァイオリンを弾く事を深く理解して、弾けないところが弾けた!と言う方を増やしていきたいです。


大変長くなってしまいましたが、私が講師をしている理由はこんな感じです。

弾けなくて困っている方、是非ご相談下さい😊あの手この手で解決します!😆


楽しいヴァイオリン人生の為のちょっとしたお手伝いをしたいです。





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